国際基督教大学(ICU)で講義しました

2018年10月11日、国際基督教大学(ICU)にて、「災後の人間・社会・文化」の西尾教授の授業で、防災とコミュニティ(共助)について講師をさせていただきました。
「支えあい、助け合う、防災から考えるコミュニティの大切さ」ということで、たっぷり105分!
きっかけとなった3.11に何を思い、いろんな地域活動に取り組む中で、社会課題に直面し、
Wa-shoiを立ち上げどんな風にコミュニティの再構築に向け活動してきたか。
そして今、何を感じ、未来に何をつなげていきたいか。
地域活動や社会に遠い学生の皆さんに私の体験したことと、今の現状を感じてもらい、ディスカッションしてもらいました。

コミュニティや地域活動にあまり関心のなかった学生にも、いろんなことを考えるきっかけになったようで嬉しかったのですが、
ネットでのコミュニティが主流となっている今、リアルな地域活動への時間不足や、世代格差を思う声も多く、
誰もが参加しやすい工夫や相互理解につながる対話の場の重要性を感じました。
また、小さいころに転勤族や小中学高と私立だったりで、地域活動に参加して楽しかったと思った経験が不足していたり、
様々な人と関わりが薄い若い世代は、地域や地元がそもそもイメージしにくいということがわかり、
幼少期の体験が、これからのコミュニティを考えるうえで本当に大事だなとあらためて思いました。

大学生の考えていることをしっかりフィードバックでき、
また終了後、西尾教授からも感想をお聞きすることができました。

貴重な機会と時間をいただき、ありがとうございました。